皆様こんにちは。
理不尽なクレーマーって
困りますよね!
クレームというほどでなくても
相手が一方的に怒っていて
それをぶつけられる経験をした人は
たくさんいらっしゃると思います。
今日は、そんな時の対処法を書きます。
(この対処法を使って訴訟を免れた!と感謝の声も頂いたので
ぜひ身につけてみて下さい)
まず、クレーム処理の大前提として
下記ポイントを押さえて下さい。
1. 相手を論破しようとしない
クレーム処理は、相手に「勝ったかも?」と思わせればこちらの勝ちです。
最初からあなたの正義を通そうとしなくても大丈夫です。
2.相手の気持ちに寄り添った声がけをする。
「怒り」には、必ずその下に「不安」「焦り」「孤独」「体が辛い」「嫉妬」と言った他の感情(これを一次感情と言います)が隠れています。そこに寄り添った声がけをして下さい。
3.本心はどうでもいいので、とにかく謝る
謝ったら負けではなく、謝って勝てる場合はどんどん謝りましょう。
謝罪なんて単なる単語です。プライドは置いておきましょう。
1-3を疎かにすると、相手は鉾を収めるどころか
こちらに斬りかかって来ますのよ。
では、これらを踏まえて
相手がよく分からない理由で
怒りのメールを送って来た状況を考えてみましょう。
Step1 出だし
「この度は、ご迷惑・ご心配をおかけして誠に申し訳ありませんでした(本心でなくてもいいから謝る)」
↓
Step2 共感
「○様におかれましては、ご納得できない部分が多々あったのではと拝察致します」
(ここで相手の一次感情に寄り添った言葉を書く)」
↓
Step3 相手を軸に据えつつ自分の立場を説明
「今回の件は、決して○○のような意図はございません」
↓
Step3 ’更なる謝罪
「そうは申し上げましても、結果的に誤解を招く結果となり、重ねてお詫び申し上げます」
↓
Step4 結びと御礼
「今回は、貴重なご意見を賜り誠にありがとうございました。
何かございましたら、またいつでもご連絡下さいませ」
(以上)
いかがでしょう?
「こんなんで解決するなら世話ねーわ」
と思う方もいるかもしれませんが
よほど悪質なクレームでない限り
相手は「自分を理解してもらえた」と思った時点で
大人しくなるはずです。
まずはこの段階を踏んで
それでもラチがあかなければ法的手段に出るなり
反撃すればいいのです。
いずれにしろ
自分のエネルギーを最小限にして勝つのが一番。
そのためには「負けて勝つ」戦法を取るのが
一番消耗が少ないですよ。