皆様こんにちは。
来週、経営者の皆様にアンガーマネジメントを講演する事になり
「営業利益と感情マネジメントの相関について、
と探していたところ.....見つけました!
それは
・ 意思決定能力と信任を与えられた社員は、
・ 社員のエンゲージメント(帰属意識)が高い組織は生産性が非常に
というものです。
この2つは、いずれも上司の
「ほめ方・叱り方」に関係してきます。
実は、世界中の従業員の63%が
「自分は職場で無力と感じ、組織への帰属意識も低い」状態です。
上司がコントロールを強め
一方的に解決策を命令するような組織で
その傾向が顕著になります。
そこでポイントとなるのが
あらゆる階層の従業員にも「解決策」を提案させる
ということです。
すると、仕事のあらゆる面に「気づき」が生まれ
自主的に改善して行こう、という意識が生まれるのです。
当然、未熟な場合もありますから
そこは上司が補足してあげます。
実はこれ、私が数年前に読んだ
海外のアンガーマネジメント(子育て編)本と同じなんです。
一方的に強い叱責を受けると
叱られた側はコルチゾールなどの神経化学物質が大量に放出され
脳の思考中枢が閉じられてしまいます。
これでは、時間をかけて怒る意味もありませんね。
頭ごなしに怒るかわりに
そのスタッフの進捗や良い点を認め、ほめてみましょう。
そして解決策を部下にも提案させると
帰属意識も向上し、社員定着率も良くなりますよ。
部下を持つ皆様や子育て中の皆様
参考にしてみて下さいね。
参照:『ビッグポテンシャル 潜在能力を最高に引き出す方法』ショーン・エイカー 徳間書店