皆様こんにちは。
今月1日、ノーベル医学生理学賞を
がん免疫治療法を切り開いた
京都大特別教授の本庶佑教授が受賞されました。
私が勉強実践しているUCLAのマインドフルネスセンターでも
「免疫」というワードは頻繁に出てきます。
今回は、そのあたりを見ていきましょう。
本庶先生が研究された「オプシーボ」は
がん細胞を直接攻撃するのではなく
人に備わる免疫の働きを促します。
具体的には、オプシーボは
「T細胞」
ブレーキの働きを妨げることで、がん細胞への攻撃力を高めます。
本庶先生は、がん細胞が「PD-1遺伝子」に命令して
免疫細胞が働かないようにするのを「オプシーボ」
という素晴らしい研究をされた訳です。
来月マインドフルネス講座にお越し頂く方には
軽い予習になりますが
中長期的なマインドフルネスの実践は
「T細胞」の値を高い位置で安定させます。
(根性がある方は、下記研究論文をご参照ください…)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
エイズ患者を被験者とした実験があります。
マインドフルネスを8週間実践したグループは
T細胞の値は高い所でキープされていました。
本庶教授のような医学生理学的な面と
マインドフルネスの医学的治療効果の議論がより活発になり
多くの患者さんがより少ない身体的・精神的負担で
治療ができるようになると良いですね。
マインドフルネスの医学的効能は
これから脳科学がより発達するにつれ
より明らかになって行く事でしょう。
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編集後記:
フジパンの点数を集めるとミッフィーのトートバッグがもらえるの
先月から一生懸命ためているのですが
いかんせん私と娘しかいないので、なかなかたまりません。
正直あまりフジパンが好きではないので
少しでもおいしく食べようと、
私の判断は、間違っていないと信じたいです…。