皆様こんにちは。
今日は「ストレスコーピング」についてです。
「コーピング(coping)」とは「対処」という意味。
最近テレビなどでも取り上げられていますね。
コーピングするにはいくつか方法があります。
l 気分転換を含むリラクゼーション
l 優先順位をつけて取り組む
l 否定的思考への挑戦
l (メルマガでもたまに取り上げる”思考の歪み”を書き換える作業です)
l 目標設定
l バランスの取れた生活を送る
などです。
今日はこの中から
意識的に「気分転換」のリストを作る作業をご紹介します。
「ストレスの悪循環から抜け出すために、意識的に行う対策」になります。
方法はとてもシンプルで
「自宅でできる事」と
「移動してできる事」を
それぞれ10個ずつリストアップしておくというもの。
テレビや本などでは
「全部で100個考えましょう!」と言われるのですが
それ自体がストレスになるので……
私はトータル20個もあれば十分だと思います。
「自宅でできる気分転換」は
コーヒーを飲む
ジャズを聴く
お笑い番組を見る
といった事がありますね。
* 「ケーキを食べる」は、「ごほうび的に1個食べる」のはありですが
「ドカ食いする」はNGです。
「移動してできる気分転換」は
ウィンドーショッピングをする
本屋に行く
映画を見る
など幅も広がります。
特に、この季節におすすめなのが紫陽花です。
鎌倉では、長谷寺や明月院の紫陽花が見頃です。
5年前の6月に父を亡くした時も
看病やそれに続く諸々の手続きで
心身が疲れ切っていたのに関わらず
私は鎌倉に紫陽花を見に行きました。
皆笑って、とても楽しそうで
ふとすると
自分だけが悲しみの中に取り残されているように感じました。
悲しみの中にいる自分の中に流れる時間は
楽しそうな皆の中に流れる時間とは
違う様に感じたのです。
見に来るんじゃなかった、と少し後悔しました。
でも、美しい紫陽花を見ているうち
こうして季節が移ろっていくから
私の悲しみもまた
日常のどこかに溶けて薄れるのかも、
と感じるようになりました。
これからは、海に夕焼けを見に行くのも素敵ですね。
季節の移ろいを感じるのを
コーピングの1つに盛り込むのはとても良いですよ。
皆様もぜひ取り入れてみて下さい。
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編集後記:
昨日、テレビで伊能忠敬を特集していました。
元は、地球の大きさを知りたくて、子午線の長さを測るため
「蝦夷地の地図を作りますよ」と幕府に旅の申請をしたそうです。
でもその地図があまりに素晴らしく
日本全図を作る幕府のプロジェクトになったのだとか。
上野の国立博物館で、伊能忠敬没後200年のVR作品があるそうなので
娘と行ってみようと思います!