Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜No.198 人格を磨く=「NO」を言わない事ではない〜

前回のメルマガで

「運を良くするためには人格を磨きましょう」

というお話をしました。

 

そちらの内容で

「常に人の事を優先すると、相手からいいように使われて

疲れてしまう気がするのですが

というご質問を読者様から頂きました。

 

とてもいいポイントなので

ご本人のご了承を得た上で、回答させて頂きますね。

 

まず

「利他的な行為をする」事と

「自分の権利や気持ちを守る線を引く」という事は

分けて考えないといけません。

 

一番大切にしなければならないもの。

 それはあなた自身の「心の安定」です。

 

ですので

「ここまでは力になれる」

「ここから先は、申し訳ないけど希望に添えない」

という線を

相手にしっかりと見せ、伝える必要があります。

 

拙著『感情美人になれる7つの扉』では

「自分を尊重する線を引く」というテーマで

自分の怒りをうまく相手に伝えられない方向けに

こんなアドバイスを書かせて頂きました。

 

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1.どんな「自分を大切にする線を引くか」決める

義母に、平日の夜にアポなしで家に来ないでほしい

 

2.線を引けない理由を考える

.総菜を持って来てくれるし、断ったら悪いし嫌われるかも

 

3.線を引くメリット&デメリットは何か考える

.メリット⇒平日は義母が家に来なくなる。もうイライラしなくていい

デメリット⇒「来ないで」と伝えたら、嫌われそう

 

4.線を引かないと、どんな事が起きるか考える

.この先何十年もアポなしで訪問され、イライラと疲労がたまる

 

5.もし「自分を尊重する線」線を全く持たない人がいたら、どう感じますか?

.何か困ったら、とりあえずその人に頼んじゃう。

 

===

 

こんな感じで、分析していきます。

 

何でもかんでもリクエストを受け入れる人って

「いい人」に見えますか?

 

いい人というより、「都合のいい人」

に見えますよね。

 

ポイントは

「自分にYESというには、相手にNOを言わなければいけない」

と理解する事です。

 

私は普段から人格を磨こうと

まぁ一見偽善的なことを実践している訳ですけれど

なんでもかんでも「ハイハイ、いいですよ」と言う人とは

真逆です。

 

自分の考えやルールから逸脱することには

最初から「申し訳ありません」と

NOをお伝えしています。

 

特に仕事に関わることは

相手に期待させても申し訳ないので

お茶を濁すような言葉は一切使いません。

 

私の個人セッションを受けて下さる方は

本当に穏やかで、優しい方が多く

逆にそれが諸刃の剣となって

ご自身を苦しめてしまっているケースが多々あります。

 

自分を尊重する線をしっかり持ち

相手にNOを伝えるのは

全く悪い事ではないのですよ。

 

自分が気のすすまない事には

はっきりと「NO」を伝えても

それはあなたの人格を傷付ける事にはなりません。

  

 

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編集後記:

 

前回紹介した原晋監督のご著書は

 

『人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録』

という本です。

 

https://amzn.to/2qn81TT

 

銀行の雑誌コーナーにあったので立ち読みしたら

面白かったので自分でも買いました。

 

こんな人に学生時代会えたら

人生変わるだろうな〜。

 

 

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