皆様こんにちは。
今日は金融庁が旗ふりしている税制優遇措置を解説する4回目。
「ジュニアNISA」についてです。
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(最近のメルマガ配信内容)
1.NISAとつみたてNISAの違い
2.つみたてNISAについて
3.iDeCoについて
4.ジュニアNISAについて(← 今日ココ)
1〜3については、バックナンバーからお読み頂けます。
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今、日本の富は、世代間で偏っていますよね。
お年を召した方がたくさんお金を持っていて
若い方は余り持っていないという分布になっています。
でも、お年寄りは余りお金を使いません。
(人によりますが)
家買ったり旅行したり、使いたいのは基本若者です。
経済はお金を使ってもらわないと回りませんし
政府としては「お年寄り」⇒「若者」に
お金を移す方法が欲しい訳です。
そんな意味もあってかどうだか知りませんが
2016に「ジュニアNISA」が始まりました。
当然、資金を提供するのは親や祖父母になります。
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口座開設できるのは0〜19才
投資可能期間:2016〜2023年
非課税枠:年間80万円
非課税期間:5年間(20才になるとNISAに引き継がれる)
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また、18才までは払い出しの制限がありますので
大学の教育資金を貯めたい人にも向いていますね。
iDeCoの60才までの引き出し制限より
よほど心理障壁が低いです。
贈与税の基礎控除範囲内(110万)にもなるので
枠内であれば贈与税の対象にもなりません。
我が家はこの制度を使って
全世界の株式インデックスに連動する商品を買っています。
娘は今11才ですから、それこそ長期売らないスタンスであれば
その年によるアップダウンは当然ありますが
将来的に4%〜の平均リターンは期待できる訳です。
これが20年か30年続いたら、【元値の何倍】
これが「お金に働いてもらう」という事です。
それと大切なポイント!!
【複利効果】を期待したいなら
商品を買う時に【分配金再投資型】を選びましょうね。
お金持ちになるには2つしか方法がありません。
それは
「勤労所得を増やす事」と
「不労所得を増やす事」です。
そして投資によって資産を増やすのは
自分の知識を活かした立派な手段です。
汗水たらして働いた1万円も
投資で儲けた1万円も
資本主義経済では同じ価値ですからね。
私のように、育児や介護を抱え
フルで働けない期間が何年も続く方も
たくさんいると思います。
そういう時に、金融知識や投資スキルがあれば
自宅にいながら、お金に働いてもらえるのです。
金融関係記事のヤフコメを見ていても
日本人は本当に投資リテラシーが低過ぎると感じます。
知識は持っていて損はありませんから
必要に応じて、皆様も勉強していって下さいね。
PS.
4/14の「お金×心理学」講座は
おかげ様で余裕分としてキープしていた1席も
満席となりました。
昨年を踏まえ、さらに濃い中身にするため
昨日浅井先生ともお打ち合わせをさせて頂きました。
☆受講者様、近々また「目を通して頂きたい金融関連用語」
今回かなり専門的な話も入るので、
とても有意義な講座をご提供できそうです。
それでは。
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編集後記:
最近小説家の先生達とお知り合いになる事が多いです。
皆さん『このミステリーがすごい!』大賞とか
『松本清張賞』を受賞されてたり、もう
キランキランな天才ばかりなのですが、
その中のお一人のデビュー秘話がドラマのようでした↓
中学生の息子さんに「学校で小説を書く」という宿題が出て
「小説も書いたことないお母さんに色々言われたくない!」
と言われ、悔しくなって初めてミステリー小説を書いてみた
↓
書いたけど息子が読んでくれなかったので
人に読んでもらおうと賞に応募したところ
応募作品数百の中から選ばれて
生まて初めて書いた小説でデビュー!
天才だわ。