Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜 No.155 運を自分で弾いてしまう人の特徴〜

皆様こんにちは。

 

今回は、前回のメルマガで予告したように

「タラレバ思考の人の特徴」に続く

「過去のタラレバを捨てる方法」について

書こうと思ったんですが.....

 

この三日程、猛烈に気付いた事があったので

そっちを書く事にします。

 

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私、「運を弾いてしまう人」の特徴を

身を以て体験してしまったのです!

 

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(Good Luckの方)を掴むには

大まかに2種類あります。

 

①自分から掴みに行くケースと

②自分は特に意識しなくても、誰かが運んできてくれるケース。

 

今回お話するのは、②の運・誰かが運を運んでくれようとするのに

ことごとく「自分で」弾きまくってしまう人の特徴。

 

結論から言うと、私が考えるそういう人の特徴は3つあります。

 

1つ目は、相手と目を合わせて話さない人。

2つ目は、感謝をしない人。

3つ目は、自分の利益中心な人。

 

私ですね、3/29に新刊が出たので

書店さんにご挨拶に伺っているんですよ。

 

多くの著者が行う「書店回り」と呼ばれるものです。

 

行けばチヤホヤされるイメージがあるかもしれませんが

大抵真逆です ^ ^;

 

なぜかと言うと、書店員さんはとても忙しいから!

 

例えて言うなら

資料やPOP(本の紹介カードみたいな物)持参で来る著者は

夕食作りで手が離せない時に

荷物を運んで来る宅急便屋みたいな存在だからです。

 

「あ〜!荷物欲しいけど、今手が離せないわ!手短にお願い!」

みたいな。

 

著者も、開店直後、お昼、夕方以降などの

忙しい時間帯は避けて伺うのですが

それでも書店員さんは忙しそう!

 

なので、様子を見つつ結構ドキドキしながら

お声掛けする訳です。

 

「先日新著を出した著者なのですが、POPを持ってきました」

という感じで。

 

そして、注文用紙とPOPを入れたクリアファイルをお渡しします

すると、反応が二つに別れるんですね。

 

1つは、ひとまず作業の手を止めて私と目を合わせ

「わざわざありがとうございます!POP助かります!」

と言って下さる書店員さん。

 

2つは、立ち止まるのも面倒くさそうで目も合わさず

「あ、ハイ」

という感じでファイルを受け取る書店員さん。

(まぁ、仕方ないですよね)

 

忙しい業務を中断させているのですから

私はどんな態度を取られても

こっちこそスミマセン、と思う訳です。

 

今までの本なら、ここで終わりでした。

 

が、今回は

イラストレーターの方が主人公を可愛く描いて下さったので

キットカットの「チョコラボ」というのを使い

オリジナルのキットカットを作ったんです。

 

https://www.chocollabo.com/

 

で、それを書店員さんにも

「お仕事で疲れた時にでも、召し上がって下さい」

と最後にお渡ししているんです。

 

①のニコニコして私の話を聞いて下さる書店員さんには

もちろんお渡ししますよね。

するとまた軽く盛り上がって、お互い更に楽しくなるんです。

 

ところが、②の場合。

 

目はこっち見てないし

キットカットを袋から取り出す数秒も「拘束されたくないオーラ」

全開な訳ですよ。

 

だから私も「ここは早く退散しなければ!」と焦るので

キットカットをお渡し損ねるんです。

(悪気はないのですが、、、)

 

ここで、これがキットカットならまだいいんです。

お店に行けば、普通に買えますし。

 

でも、もし色んな人に対する対応が一時が万事こんな感じだったら

弾くのがキットカットじゃなくて

「大きな仕事」とか「素晴らしいご縁」

だったりする訳ですよ!!

 

チャンスの半分って、人が運んで来てくれます。

でも運ぶ方だって人間ですから

「この人に運んでも大丈夫だろうか?」

って考えるんですよ。

 

しかも、チャンスなんて予想外の方向から飛んできますから

自分が邪魔だと思って振り払った手で

とんでもない幸運も振り払ってしまう可能性もあるんです。

 

私、今までは心理学や脳科学の理論上「運のいい人と悪い人」

の特徴は理解していたんです。

 

でも、今回キットカットを配っているばっかりに

その差を歴然と体感しています。

 

だから、誰かから運を運んで来てほしかったら

こんな感じにすればいいと思うんです。

 

①話す時は、相手を見て

②相手がしてくれている事に感謝し

③相手の利益を考えて行動する

 

これだけで、外からの運を受け取れる確率は

すごく高くなります。

 

たかがキットカット。されどキットカット。

ここまで如実に体感するとは思っていませんでした。

 

もし自分が、過去のどこかで

②のような態度を取っていたかも!?と思うと

それこそ恐ろしいです!

 

皆さんも、気を付けてくださいね!

 

 

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編集後記

 

今回の本は、行動経済学の「意思決定」がテーマです。

でももう一つ裏テーマがあります。

 

それは「家族」。

 

お読み頂いた方はお気づきかと思います。

主人公とその母親が直面する試練や会話が

妙にリアルだな、と。

 

実はこれ、私と今は天国にいる母親が

実際にやりとりしていた会話から抜き取ったものが

たくさん含まれているのです。

 

なぜ覚えているかというと、母は母で

私は私で日記やらメモやら残していたからなんですね。

今回は、それを引っぱり出して来て書きました。

 

感情の乱れをそのまま表した当時の筆跡を見るのは

とても切なくなると同時に

時間は癒えないと思っていた傷も癒してくれるのかな、

と思いました。