「自分の顔、好き?」
と聞かれて
ためらいなく「好き」と答える人がいたら
「……どんだけ自信家!?」
って思いませんか?
という思考自体が
かなり歪んでいる(!)
んですよね ^ ^;
かくいう私も、自分の顔やスタイルが全然好きじゃないんです。
高校生の頃はアメリカ仕込みのデブだったし
色黒だし、とにかく思春期時代の外見の自信のなさを
今でも引きずっている感じです。
他の部分では、自信を持っていたとしても
外見だけは、「どうもスミマセンねぇ」
と最初から謝ってしまいます。
だから
自分の顔を慈しんだことなんてないし
容姿に感謝したことなんてありませんでした。
でも最近
内田裕士さんのご著書
「毎朝、自分の顔が好きになる」を読んで
それって間違いなんだな、と思ったんです。
拙著『感情美人になれる7つの扉』で
少し紹介している、ある映像があります。
ユニリーバ社Doveの
"Real Beauty Sketches"というショートムービ。
この映像では
シリコンバレーの警察で働いていた経験を持つ
一流の似顔絵画家が
アトリエにやってきた女性達の絵を
次の二つの条件で書きました。
①女性が自分で自分の顔の特徴を説明した言葉を基にした絵
②待ち合い室にいた初対面の他人が
その女性の顔の特徴を説明してそれを基にした絵
プロジェクトに参加した女性たちは
部屋に通されて画家の質問に答えながら
自分の顔の特徴を話すのですが
画家との間にはカーテンが引かれていて
向こう側で何をしているのかは分かりません。
「あごはどんな形ですか?」
「母は、大きいあごって言っていたわ」
こんなやり取りを繰り返します。
今度は他の人に
「待合室で会った人の顔を思い出して」と頼んで
特徴を言ってもらいながら同じくカンバスに描いていきます。
「あごはどんな形ですか?」
「細くて、とても素敵な輪郭でした」
という具合。
こうしてできあがった二つの絵を比べると
自分で自分の顔の特徴を説明した言葉を基にした絵は総じて醜く
他人が自分の顔を説明した絵はおどろくほど魅力的でした。
ある女性の感想です。
「自分では、目の周りが黒くなっていることがすごく嫌だった。
でも、他の人の言葉を基にした絵で見たら、全然黒くない」
自分が最大の欠点だと思っていることが
実は相手は「それ自体」にさえ気づいていない事が多いのですね。
私も似た経験があります。
小さい頃からホクロが多いことを気にしていたので
大学時代にバイトしたお金で、ホクロを取りに行った事がありました。
次の日バイトだったので、先輩に
「私ホクロとったばっかりで、何か治療後が見苦しくてスミマセン」
と言ったら
「え!? ホクロなんてあったっけ!?」
とびっくりされたんです。
自分の顔って、感情と同じですね。
嫌な部分、悪い部分だけ
実態より拡大して見えてしまっている。
ユニリーバで被験者となった女性は
こう感想を話していました。
「もっと、自分に優しくしなければ」
わたしも少しずつでいいから
自分の顔を好きになれるようになろうと思いました。
皆さんは、自分の顔を慈しんでいるでしょうか。
参照:『毎朝、自分の顔が好きになる』内田裕士 フォレスト出版
https://youtu.be/litXW91UauE
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編集後記:
愛用のMac book Airがそろそろ限界っぽいです。
今日ヨドバシカメラに行ったら、やっぱりPC寿命は数年なんだそう。
うちにはProもあるので、11インチでいいかとも思ったのですが
娘がプログラミングの体験教室に行ったりすることを考えると
13インチが無難だそうです。
皆さんはMac派? Windows派?
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