Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜 No.124 空港で預けた荷物が出て来なかったら、どうする?〜

お盆のただ中

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

わたしはここ何年か

365日休み・365日仕事

の毎日なので

お盆もへったくれもない感覚です。

 

さて

 

昨日、お盆の帰省や旅行で賑わう羽田空港で

乗客の預けた荷物を乗せずに

飛行機が離陸してしまうというトラブルがありました。

 

どうやらベルトコンベアー機の故障が原因らしいですね。

荷物を全く乗せずに飛んでしまった飛行機は12便。

一部積み忘れがあったのが10便あったそうです。

 

夕方のニュースでも、大きく取り上げられていましたね。

 

こういう時ですよね

その人の本質が見えるのは ^ ^;

 

50代くらいの男性は

やっと届いた荷物を並べていた空港職員に

 

「どこに行けばいいかも分からないし

本当に困ンだよ!!いい加減にしろッ!!」

 

としつこい位に怒鳴っていました。

 

一方、

 

30代くらいの男性は

旅先で移動手段として使おうとしていた

「自転車」が届かなかったもよう。

 

「困りましたねぇ」

と苦笑いしながらも

届いた自転車を組み立て

爽やかに空港から走って行きました。

 

みなさんが同様のトラブルに巻き込まれたら

どっちの男性のリアクションに近いでしょうか......

 

辛口になりますが

50代の男性は

「事実を受け入れるのがヘタ」なんですね。

 

怒鳴ったところで

荷物がすぐ手元に届く訳ではないし

ストレスホルモンの影響で

判断力もなくなり、視野も狭くなります。

 

こういうとき

おすすめのマジックワードがあります。

 

「もう、仕方ないかっ!」

 

そう、いい意味での「あきらめ」です。

 

「諦める」を辞書で調べると

こう書いてあります。

 

「望んでいることが実現できないと認めて

それ以上考えることをやめる」

 

もう

砂漠の砂を掘りなさんな

という事ですよ。

 

また、「諦める」とは

「明らかにする」という事でもあります。

 

何かを断念しているようで

実は事実を受け入れ

さぁ、こっから自分に何ができるかやってみよう!

 

という、プラスの心の態度なのです。

 

こういう態度を取れれば

次への解決策を冷静に考えられるのです。

 

電車が止まった

鍵をなくした

あぁ〜困った!!

 

そんなトラブルは日常茶飯事。

 

そういうときは

 

「まぁ、起こっちゃったことは仕方がないっ!」

 

と早い段階で「あきらめ」ましょう。

 

こぼれたミルクは

もう元の瓶には戻らないのです。

 

あきらめ

前に進む。

 

下手に抵抗しようとすると

自分自身が苦しくなってしまいますね。

 

それになにより

周りのひとが

あなたの態度を観察していますよ!

 

では皆さま

楽しい夏休みを。

 

参照:新明解国語辞典 三省堂

 

 

□■──────────────────────────□■

編集後記:

 

昨日、キッズヨガ&瞑想講座があったので

9才の娘と一緒に参加してみました。

子供の場合、「瞑想時間は年齢×1分」なのだそうです。

大人の場合、大抵130分ですが

子供にとったら9分は大人の30分と同じ位の感覚なのでしょうね。