Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

柊のメルマガ   ~No.100 子供が付録目当てにお菓子を買い込んでいた時の対処法〜

皆さま今日は。

記念すべきメルマガ100号のテーマがコレです↓

 

『子供がこっそり付録目当てに

 大量のお菓子を買い込んでいた時の対処法』

 

この悩みは30年前。

ビックリマンチョコの時代から

世の親御さんを悩ませていた大変な問題なハズです。

 

今回、わたしはこんな状況に直面しました...

 

  子供が付録目当てに大量の

『アイカツカード入りグミ』をコッソリ買い込んでいた!

 

*:..o○☆゚・:,*:..o○☆*:..o○☆゚・:,*:..o○☆

 

 

カードやらメダルやらシールをスナック菓子につけるの

資本主義経済でもホントやめて頂きたいですよね ^ ^;

 

うちの娘(9)は、その欲望に負けてしまったようです。

 

我が家の場合、私が休日や夜に仕事がある場合は

ごはんを作っておくこともありますが

少し余分にお金を渡して近所のスーパーで

お弁当を買ってもらったりします。

 

具体的には、千円~二千円を置いて行きます。

使い道は、お弁当とお菓子で千円弱。

あとの千円は予備用です。

 

そこで娘は、350円の蕎麦弁当を買い

あと千円つかってアイカツカードが入っているグミを

10袋くらい買い込んでいたことが発覚。

 

(いつも弁当は質素な娘...)

 

心のどこかでヤバいと思ったのか

お菓子のゴミは全て自分のクローゼットに入れるという

全く対策になっていないゴマカシを実行。

 

こんなときです。

どうやって対応しましょうか???

 

* ゜゚** ゜゚** ゜゚** ゜゚*

 

こんなときは、下記プロセスで注意をしてみましょう。

 

*前提として、親の正論:

 

 「こんなにお金をお菓子に注ぎ込んで

  おまけにゴミをクローゼットに隠すなんて

  お前は何を考えているんだ!!」

 

 と言ってはダメです。

 

 

 「お弁当とお菓子を一緒に買うときは

  いくらまでならお菓子を買っていいと思う?」

  と聞いてみる

 

すると子供は、これだけで「バレた」と気付きます。

 

うちは、「500円くらいかなぁ」と答えていました。

 

 

② 親子で価値観を合わせる

 

ここで初めて親の考えを述べてみましょう。

 

500円は、少し高過ぎるんじゃない?

 ママは、お弁当の他に100円か200円のお菓子を買っていいよ

 といったつもりだったの。どう思う?」

 

  我が家の場合

「お弁当の他に、お菓子も買っていいよ」

とだけ言っていて、明確な◯◯円というルールを決めていなかったのが

そもそもの問題でした。

 

 

③ 子供にルールを考えさせる

 

子供も本当は「500円は高い」と思っているので

 

「そうだね。今度から100円くらいのお菓子にする」

 

「自分で」ルールを決められます。

(自分で決めますが、親が引き出そうと思っていた答えを

自分から言ってもらうのです)

 

実はこれが大きな違いで

 

「今度から、お菓子はぜったい100円までしか使っちゃダメよ!!」

と一方的にルールを決められると、

ダメよ!と言われるほど

ものすごく「欲しい」葛藤が生まれるのです。

 

でも、まんまと()

自分から「今度から100円くらいにする」

と言ってしまったもので

もっと欲しいなぁと思いつつ

自分の意思で決めたルールには

「自分で決めたからまぁ仕方ないか」

と思えるのです。

 

子供は、まだ理性や合理性を司る

脳の「前頭前野」の発達が未熟です。

思春期が終わるまでここは成長を続けます。

 

だから

小学生の子供は、まだ親と同じレベルで

いいこと・悪い事

まして「何が妥当か」

の区別が付きません。

 

そこで、ガーっと怒っても

子供はパニックになるだけ。

 

親だってしょうもないことに

無駄遣いするじゃないですか。

 

パパのビール代

ママのネイル代

 

自分が稼いでるから自分は何に使っても良くて

養ってるから子供は無駄遣いを徹底的に禁止するのは

ちょっと違う気がします。

 

付録目当てで大量買いしてしまったら

まずは

「欲しくなっちゃう気持ちも分かるよ」

と伝えてあげましょう。

 

大量買いが問題だと伝えるのは、そこからです。

 

わたしの気持ちが分かってもらえたんだ!

と感じるだけで

子供はほっとするものです。

 

 

子供のしつけにとっても大切なこと

→子供にも「どうしたらいいか考えさせること」です!

 

子供だけじゃなく

部下の教育でも同じですよ。

 

あなたがしゃべり過ぎたらいけないのです。

あくまで学ぶ側に話させましょう。

 

 

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編集後記:

 

本日は書道家・武田双雲さんの講演会があり

娘が幸運にも花束贈呈係を仰せつかりました。

楽屋にご挨拶に伺ったとき、双雲さんが優しく

「好きな食べ物は何ですか? 僕の娘はメロンが好きですよ」

と聞いて下さったのですが

娘はかなり迷った末

「ソバです!!」と答えていました

そんなに好きだとは知らなかった。