本当は同じ大きさなのに、角度や周りの物に影響されて
それが全く違う大きさや形に見える事があります。
専門用語で「錯視」と呼ばれるものですが、
今回「絶対ウソでしょ!」という錯視を見つけたので
ゲーム感覚で見てみて下さい ^ ^
まず、ここにある2つのテーブルですが
実は同じ大きさなんです!
(画像で見ると1枚目の写真。拡大して見てみて下さい)
(参照:『わたしはどこにあるのか ガザニガ脳科学講義』 マイケル・ガザニガ 紀伊国屋書店)
嘘だとおもうなら長さを計ってみなよ!と本に書いてあったので
素直な私は計ってみました。
するとどちらも縦が2.5cm 横が1.1cmで同じ。
それでも信じられないなら、2つを切って重ね合わせなよ!
と本に書いてあったので
素直な私は重ね合わせてみました。
(2枚目の画像です)
ぶきっちょなので、脚の切り方が雑ですが、
テーブルはぴったり重なっていました!
すごいでしょ〜!?
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
実は、これは私達の脳のシステムに関係があるんですよ。
私達の脳は、「正確さ<スピード」で基本情報を処理します。
このテーブルの場合だと
頭でテーブルの角度を計算し、修正を加えた結果を「知覚」
しているから、同じ大きさには見えないんですよ。
何も事実を正確に捉えられないというのは
悪い事ばかりでなく、
有名な「エビングハウスの錯視」と呼ばれるものは
同じ大きさの◯(Aとしましょう)の周りに
①一方はそれより大きな6つの◯
②もう一方はそれより小さな6つの◯
を配置すると、当然②の方が◯Aは①より大きく見えるんです。
そう知覚すると、例えばゴルファーのパットの成功率が格段に
良くなります。
(参照:『選択の法則』ショーン・エイカー 徳間書店)
錯視が私達に教えてくれるのは
☆ 私達は事実をそのまま捉えていない
☆ 事実の捉え方によっては、自分の可能性を大きく広げる事ができる
という事ですね(^-^)/
コメントをお書きください