今回は、私がどんな形で
娘に感情について伝えているのか、というお話です。
いつもは陽気な7才の娘。
昨夜も寝ようとベッドに行くと
「何か、悩みじゃないけど気になる事があるの」
とモジモジ。
こういう時は、「言いたくない」と言っても
絶対親に聞いて欲しい何かがあるので、手を変え品を変え
娘が話してくれるように先導します。
それを1時間(汗)
ここを絶対に省いたらダメですよ!
「ほんとに話していいの?」
「もちろんだよ」
と言うと、急に枕に顔をうずめて泣き出してしまいました。
「1年生の時は気づかなかった。
でも2年生の7月からたまに言われるの」
ここから先は口では言いたくない、というので、
自分の手に書くことに。
すると......
「話し方がヘンって言われた」
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娘の話し方は確かにクセがあるので
それを「違う」と感じたクラスの何人かが
バカにした感じで言ったのかもしれません。
子供は残酷です。
まだその言葉の力を知らないうちに
思った事をストレートにぶつけてしまいます。
そして投げられた当人は
ひどく傷付いてしまうのです。
娘の場合は、話すことが少し
怖くなってしまっているようでした。
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一通り話しても、娘はまだ泣き止みません。
そこで提案してみました。
「それは嫌な思いをしちゃったよね。
でも話してくれて、ママは嬉しかったよ。
これから生きて行くと、今回みたいなことが
どーでもよくなる位、辛い事とか、悲しい事が
たっくさんある。
だから、今度の事は
『自分の心を強くするトレーニング』
って思うようにしない?
辛い事とか、悲しい事を乗り越えると
強くなれるんだよ。
そう言われたら悲しいけど、
嫌だな~、辛いな~ってだけ思う事もできるし
チャンス来た!強くなれるトレーニング来た!
って思う事もできるよ。
どっちの考え方、やってみたい?」
と聞くと
「『心が強くなるトレーニング』
って思いたい」
との事。
そうなんだよ。娘よ!
世の中、悪口を言われない人なんていないし
ジョブズが言うように、人生は頭をレンガで殴ってくる。
めっちゃ泣きたい時もあるけど
それは前に進むための礎になるんだ。
そう思えば
「コイツは私に意地悪までして
私が成長するチャンスを与えてくれてる」
とまで感じられるんだよ。
これから高学年、思春期になれば
もっともっと傷付いたり、嫌な思いをする事があるはず。
その時に、
「自分の感情は自分で選べる」
「無駄な事なんて、何一つないんだ」
と気付いてくれたら、生きるのがすごく楽になるし
どんな夢だって叶うはず。
ママはいつでもあなたの味方だけど
自分の心は、自分で強くしていかなきゃならない。
どうしても辛い時は逃げたっていいけど
なんとか踏ん張れそうな時は
自分を次のステージへ上げるチャンスと思って
正面から問題に立ち向かうと強くなれるんだよ。
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編集後記:
先週はアンガーマネジメント応用講座を開催しました。
急な募集にも関わらず、皆様六本木までお越し頂きまして
どうもありがとうございました!
『知覚の選択性』のビデオでは、全員が引っかかってくれたのが
密かに嬉しかったです(笑)!
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