Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

柊のメルマガ 〜No.21 わたしが一番きれいだったとき〜

 

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No.21わたしが一番きれいだったとき〜

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今朝の朝日新聞に

詩人の茨城のり子さんの

詩の一部が引用されていました。

 

久しぶりに読みたくなったので

皆さんにもご紹介します。

 

茨城さんは15才で開戦を

19才で終戦を迎えました。

 

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『わたしが一番きれいだったとき』

 

わたしが一番きれいだったとき

街々はがらがら崩れていって

とんでもないところから

青空なんかが見えたりした

 

わたしが一番きれいだったとき

まわりの人達がたくさん死んだ

工場で 海で 名もない島で

わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

 

わたしが一番きれいだったとき

だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった

男たちは挙手の礼しか知らなくて

きれいな眼差しだけを残し皆発っていった

 

わたしが一番きれいだったとき

わたしの頭はからっぽで

わたしの心はかたくなで

手足ばかりが栗色に光った

 

わたしが一番きれいだったとき

わたしの国は戦争で負けた

そんな馬鹿なことってあるものか

ブラウスの腕をまくり

卑屈な町をのし歩いた

 

わたしが一番きれいだったとき

ラジオからはジャズが溢れた

禁煙を破ったときのようにくらくらしながら

わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

 

わたしが一番きれいだったとき

わたしはとてもふしあわせ

わたしはとてもとんちんかん

わたしはめっぽうさびしかった

 

だから決めた できれば長生きすることに

年とってから凄く美しい絵を描いた

フランスのルオー爺さんのように ね

 

 

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この詩について

解説は不要だと思います。

 

生きるとは何なのか、時間とは何なのか

感じ頂ければ幸いです。

 

 

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編集後記:

土曜日は、アファメーション×アンガーマネジメントの講座を開催致しました。

自分の夢を具体的に口に出すのは恥ずかしいですが、「叶うのが当たり前」

の前提で話すと全然恥ずかしくなく、これが夢を引き寄せるポイントだったりします。

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  セミナー情報

 

[アファメーション×アンガーマネジメント応用編]

  次回は9月か10月に実施予定です。詳細決まりましたらご案内致します。

 

[内容]

あなたの記憶&怒り&不安は本物?左脳の働き

脳の特性を知って上手に不安をコントロール

他人の評価に振り回されない自分を作る!成功者ほど持っている『自尊感情』を高めるワーク

☆意識・無意識と変性意識についての説明

☆潜在意識と顕在意識を隔てるクリティカルファクターとは?

☆アファメーション作り

☆体感!プロのカウンセラーが使うアファメーションの効果的な入れ方。大脳新皮質の働きを抑制する方法。

 

こちらのセミナーのご感想を新たに頂戴致しました(どうもありがとうございます!)

 

私は自分を卑下しがちな性格です。それを、「アファメーション」という方法論などで自尊感情を高めよう!!というのがこの講座でした。簡単にいうと、短い肯定的な言葉を繰り返すということです。ワークでは、アファメーションをより効果的に潜在意識へ届ける体験をしました。とても、不思議な感覚でした。

まだまだ、実感するとこまできていませんが、人生よい方向に向くように、アファメーションを続けていこうと思ってます。(女性)”

 

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[怒りタイプ診断講座(21,600)]

 

6/28 @東京  12:50-16:50

7/5 @東京  12:50-16:50

7/19 @東京  12:50-16:50

 

講座詳細・お申し込みはこちらから↓

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