Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

柊のメルマガ 〜No.20本田選手に見る鉄板マインドの作り方〜

いよいよワールドカップが開幕しました。

今回は日本代表の要・本田圭佑選手の鉄板マインドは

どんな風に作られているのかを分析したいと思います。

 

先々週と先週、NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」で

本田選手の特集が組まれていました。

今回はここから本田選手の名言をピックアップしていきます。

 

この鉄板メンタルは、「やたらめったら強くなろう」

と思うのではなくて

困難に直面した時の「捉え方」にあります。

 

名言①

壁にぶち当たった時は

「この状況を経験できるのは60億人の中で自分だけだ。

すごく貴重な経験をしている」と考える

 

名言②

「課題が見つかると

『まだまだ伸びしろがある』と捉える」

 

名言③

ACミランの背番号10をリクエストし

その重責を背負う事に関して

 

「批判されたくなかったり重圧を感じたくなければ

行動しないのが一番。でもそれは好きじゃない」

 

名言④

ACミランに移籍後、

なかなか結果が出せない本田選手に対する

地元メディアの熾烈な批判に対して

 

「気持ちよくはないけど、(批判されて)ちょっと嬉しい気持ちはある。

僕に期待していなかったら、批判もしないでしょ。

批判されたくなければ(ACミランに)移籍しなければいい」

 

名言⑤

右半月板を負傷した時は

 

「ケガ=リハビリとは思ってない。肉体改造のチャンスだ」

 

普通の人なら、この10分の1の現実でも

打ちのめされそうになってしまうでしょう。

でも本田選手は物事を多面的に見る事

更には自分にとって都合の良い方向から見る事で

試練を力に変えているのですね。

 

そして番組で紹介されたのは

ストイックすぎるまでに自分に向き合う姿でした。

 

世界一の選手になるには

世界一練習しなければならない

 

と小学生の時の作文に書いていましたが

それをずっと実践されてきたのでしょう。

 

「命を奪われない限り、試練は人を強くする」

とよく言われます。

 

順調になってきたと思った矢先、試合後足首を捻挫した時は

「今迄の試練がキツ過ぎて、足首をひねったくらいじゃ石ころを蹴った位にしか思わない」

 

と話していました。

試練が全くない人生は

一見羨ましいですが実はそうでもありません。

 

試練にぶち当たり、それを乗り越える事で

どんな事にも耐えられるメンタルが作られていくのです。

 

本田選手のような一流のアスリートの言葉からは

たくさん学べる所がありますね。