Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

柊のメルマガ〜No.16 電車遅延は絶好のアンガーログトレーニング〜

 

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No.16電車遅延は絶好のアンガーログトレーニング〜

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通勤電車はただでさえストレスが多い環境です。

 

それに加えて電車が遅延しますと

 

約束の時間に間に合わない

激混みの車内etc...

 

イライラの要素があっという間に一杯になってしまいます。

 

でもこの状況を逆手に取ってみましょう

電車遅延は、「自分ではどうにもできない事が起きた時」

どう感情をコントロールするかとてもいい練習になるからです。

 

木曜は、まさに電車遅延に巻き込まれました。

 

いつも利用する小田急線の隣駅で人身事故。

 

個人セッションのクライアント様とのアポイントがあり

約束の時間まで六本木に行かなければいけなかったので

田園都市線で行こうとそちらのターミナル駅に向ったところ

今度は混み過ぎてホームから改札まで行けない。。。

 

そんな時、大学生の女性二人がこんな会話をしていました。

 

Aちゃん「こんな事なら午後から来ればよかった。人身事故とか、

ほんとふざけんな。」

 

Bちゃん「そんな事言わないの。皆そう思ってるよ」

 

Aちゃん「どうせなら午後に(事故)してくれよ!ほんと勘弁して」

 

Bちゃん「まぁ、しょうがないじゃん!」

 

いかがでしょう?

 

電車の遅延というできごとに対して

きれいさっぱり二人の見方が分かれていますよね。

 

こういう時、周りを観察すると

一人一人がどんな捉え方(認知の仕方)をしているか分かります。

(これが応用講座などで取り組む『認知の違い』です)

 

冷静に遅刻の連絡をする人

どっかをにらみつけてる人

いつもと変わらず友達とおしゃべりしてる人

 

こんな時こそ自分の思考パターンを変えてみましょうね。

 

まずポイントとしては

 

「自分がいくらイライラしたところで

電車が早く動く訳ではない」

 

という絶対条件を受け入れる事です。

 

怒るだけ、損損。

 

偉そうに申し上げる私だって

おそらく3年前に同じ状況に遭ったら

どっかを睨んでいたと思います。

 

でも今日は、地元の駅から別路線のターミナル駅

そっからまた地元の駅に引き返すという

意味のない1時間を疲労とともに過ごしたものの

さっぱりイライラしませんでした。

 

こんな感じで、自分の成長度合いを確かめられるのも

いいところ。

 

起きた事象が一緒でも、自分の捉えかたで

これだけ感情が変わるという事ですね。

 

電車の遅延は起こって欲しくはないですけれど

もし遭ってしまったら、今日のメルマガを参考にしてみて下さい