アンガーマネジメントの講師をしているので、もしかしたら皆さんは私がキレない人間で、子育てに関しても理想の感情教育をしているイメージをお持ちかもしれません。
いえいえ、完璧にはほど遠い人間でございます。
今日何ヶ月ぶりかで娘にキレました。はい、講師でも頭に血が上る事はあります。
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事の発端は、今日の夕食を準備している時。
「ねぇママ、DSのペンが取れない」
とゲーム機を持った娘がトコトコ寄って来ました。
すぐ取れるだろうとタカをくくっていたのですが、、、
た、確かに全く動ない!!本体に刺さったまま、うんともすんとも言わない~!!
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ここで、これが講座だったら私はこのように話すでしょう:
「オモチャのペンが引っかかって取れなくなってしまった事実は、ママがキレたからと言って変わりませんよね。なので、ここからどういう解決方法があるのか冷静に考えたほうがいいですよ。例えば他の方法を試す、修理に出すなどです。」
ついでに、こんな事も偉そうに申し上げるでしょう。
「娘さんは、ママを困らせようとしてわざとそうした訳ではないですよね?これはその子の持つ『ラギングスキル』といって、『この行動をするとどういう結果が起こるかを予測する』という能力が、まだ発展途上にあるのですよ」
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私は夕食の準備もしないといけないし、DSもつい最近、娘が欲しいというので買ったものなのに、なんでもっと丁寧に扱わないの!?とそれはそれはお冠で、ボリューム最大限の声で怒鳴ってしまいました。
娘はベッドに顔を突っ伏してワンワン泣いて、30分位すぎた頃。
もう一回トライしてみました。
そしたら...
抜けたじゃないの!!!
気まずそうに、「抜けたよ」娘の肩をトントン叩いてみましたが
「どうせウソでしょうー!?」
と言う始末。
ほんとだよ、よく見てごらんよ。
。。。
ここに来て、ようやく二人とも落ち着きました。
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こんな感じで、講師の私でさえ七転び八起きな毎日です。
なので「講座受けたのに、怒ってばっかり(涙)、私ってダメ!!」
と思わずに、肩の力を抜いて意識してみて下さいね!
今日は自戒の意味を込めて書かせていただきました!!
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