皆さんは、時間は過去から未来に流れるものだと思っていませんか?また1時間は60分・3600秒で、それ以下でもそれ以上でもない、と感じていないでしょうか。
もちろん、これは正しいのです。
私たちはこの定義を元に、日常生活を送っています。
でも、果たしてそれが全てでしょうか。
今日は皆さんの視点を大きく変える時間の定義をご紹介しましょう。
[2つの時間枠:クロノスとカイロス]
古代ギリシャでは、人生には2つの時間があると考えられていたそうです。
・1つは「1時間が60分」という時刻としての時間「クロノス」
・1つは、例えば子どもが夢中になって遊んでいると、あっという間に夕方になってしまったというような、自分が感じる別次元の時間「カイロス」
もう少し具体例を出すと、嫌な仕事を1時間しているAさんと、遠距離恋愛をしてやっと恋人に会えたBさんの1時間は、クロノスでは同じ1時間でも、カイロスではAさんの1時間は数時間にも感じられるのに対し、Bさんの1時間はほんの数分に感じられる、という事です。
私たちが充実した人生を送るには、いかに「カイロス」の時間を持てる道を選択できるかにかかっているのかもしれません。
その選択に役立つのがアンガーマネジメントであり、感情のコントロール技術です。感情を上手にマネジメントして日々選択していけば、不満や恐怖ではなく、自分のやりたい事、好きな事を元にして将来を選んでいけるのですね。
そして古代ギリシャ人はこの「カイロス」をより重要視したのだそうです。
これは「今」に意識を釘付けるという「マインドフルネス」という状態でもありますね。
2014は、カイロス時間をたくさんもてるような一年にしたいと思います!
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