今日は、私が書かせて頂いている日本アンガーマネジメント協会のブログより『中小企業社長のためのアンガーマネジメント』という記事をお伝えします。ビジネスにおいて怒りをうまくマネジメントできないと、取引先や従業員との関係にネガティブな影響を与えます。中小企業の社長さんでなくても役立つ情報がありますので、以下のアドバイスを参考にしてみて下さいね。
- 1.怒りは相手を遠ざける
何か問題が起きた時怒りをもって対処すると、周りの人は手伝う所か遠巻きに見てしまいます。何より部下があなたを恐れ、大事な報告を怠り、あなたの注意がこちらに向かない様にしてしまいます。
- 2.怒りで仕事効率ダウン
怒り出した途端、判断能力がなくなり効率的でなくなる事に気付いたことはありますか?怒りは思考能力に影響を与え、ビジネスにおいては更なるミスにつながります。怒りそうになったら、「冷静になるほど自分は賢い判断ができる」と言い聞かせて下さい。
3.トリガーを知る
あなたが怒りにすぐ反応するタイプなら、その引き金となる物事を突き止めて予防するようにしましょう。これで全く怒らなくなる訳ではありませんが、自分が何に対して怒り易いのか知るだけでも圧力を下げる事ができます。
4.ソリューションフォーカス
怒りを感じたら、「これは問題を解決するチャンスなのだ」と捉え頭を切り替えましょう。「このせいで怒ってるんだよ!」という気持ちも分かりますが、解決方法を見つける事に集中して下さい。怒りに飲み込まれるのではなく、怒りにあなたを次のレベルに引き上げてもらいましょう。
5.部下の模範になる
あなたが危機にどう対処しているか、部下はしっかり見ています。こういう時こそ「あなたがどんなリーダーなのか」を部下に見せるチャンスなのです。上司であるあなたがどう物事を解決していくのか見せる事で、部下自身が問題を解決する時のロールモデルになります。
怒りを感じるとその人の器や人間性が出てしまいますからね。部下を持つ皆さん、注意して下さい!
(英文記事URL)
http://bigpondnews.com/articles/Small-Business/2012/09/19/anger_management_for_small.html
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