今日は、私が取り組んでいるアンガーマネジメント(怒りのコントロール)の、基本的な考え方をご紹介します。
アンガーマネジメントって、理想の自分と今の自分を明確にし、それを段階的に埋めて行く『未来志向のセルフマネジメント』なんです。
間違った怒り方の1つに「原因を追求する」という行為があります。
これは理にかなっているようで、実はいつまでも自分を過去の出来事に縛り付けてしまいます。イライラの犯人探しは、問題の解決にはならないんです。
これについて理解して頂くには、もう少し解説もしないといけないので今回は割愛しますね。
世間で言われる『成功者』『なぜか毎日幸せそうな人』とそうでない人の決定的な違い。
明確に表しているのが、語尾の2文字。
ある問題に直面した時、あなたはどちらの表現を使いますか?
1.『どうして』
2.『どうしたら』
『どうして』は原因や犯人を追求し、過去の暗い渦にグルグル巻き込まれて被害者感情の奴隷になってしまいます。
世の中を上手に泳いでいる人達が共通して考えるのは、2の『どうしたら』
この問題や状況を、どうやったら改善していけるのか?
どうしてアイツはこんな事したんだ?
どうして私がこんな思いをするんだ?
このWhy? は、あなたを過去に縛り付けます。
問題解決に必要なのは、WhyよりHow
解決した状態を考え、それに必要なステップを考える必要があります。
Why?
と考えると、「自分=被害者」
と捉えてしまって、悲劇のヒロインになりやすいんです。
人生を好転させるの1つのコツは、
被害者意識をゼロにする事だと思います。
自分を辛い目に遭わせた相手を苦しめてやろうなんて思っても、自分が苦しむだけです。
ですので、皆様も語尾の2文字に気を配ってみて下さいね!
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